ケトジェニックダイエットとは?方法・注意点について

『ケトジェニックダイエットって最近よく聞くけど、いったいなに?』
『どうやってやるのかわからない』
『気を付けないといけないことってあるの?』
そんな悩みを解決する記事を用意しました。
この記事では、ケトジェニックダイエットについての
・どんなダイエットなのか
・具体的なやり方や注意点は?
という疑問を解決することができます。
この記事を読むと、ケトジェニックを効果的に実施するコツがわか
記事の後半では、効果的にダイエットを成功させるための注意点な
ケトジェニックダイエットとは
ひとことで言うと、身体を ”ケトジェニックな状態” にすることで脂肪を燃焼しやすい状態を作るダイエット法です。
では、ケトジェニックな状態になるには、どうすれば良いでしょう
わたしたちの身体の中では「ブドウ糖」もしくは「ケトン体」とい
最近では、ほとんどの人がご飯やパン、麺などを主食にしているの
また、ブドウ糖の方がエネルギー源として使いやすいため、ケトン
糖質制限・カロリー制限との違いは?
ケトジェニックダイエットも「食事から糖質の量を減らす」という
単純に摂取する糖質の量を減らす「糖質制限」に対し、ケトジェニ
たんぱく質はプロテイン(Protein)・脂質はファット(F
極端な糖質制限や同じものばかりを食べる”非科学的なダイエット
身体に不可欠な栄養素をしっかりと摂りながら適正な体重に近づけ
<糖質制限とケトジェニックの違い>
糖質制限は「糖質の摂取量を調整」、ケトジェニックは「PFCバラ
ケトジェニックダイエットのやり方|成功の秘訣3選
ケトジェニックダイエットを成功させるポイントは以下の3つです
1.PFCバランスから各栄養素の摂取量を厳密に計算する
2.糖質を制限して体内の糖質を枯渇させる
3. 良質な脂質を選び、そこからカロリーを確保する
ケトジェニックダイエットの流れ
① 1日の摂取カロリーを計算
性別や年齢、日々の活動量にもよりますが、一般的に女性は2,0
日常的に運動をしている方やデスクワークで1日500歩くらいし
② PFCバランスから栄養素別の摂取カロリーを算出
「たんぱく質:脂質:炭水化物」の比をカロリー単位で「3:6:
簡単にいうと、1日に摂取すべきカロリーが2,000kcalの
③ カロリーをグラムに変換
②で算出した摂取カロリーを使ってグラム単位に変換します。
それぞれの栄養素の1グラムあたりのカロリーは以下の通りです。
・タンパク質:4cal/g
・脂質:9cal/g
・炭水化物:4kcal
つまり、
・たんぱく質:600kcal→150g
・脂質:1,200kcal→133g
・炭水化物:200kcal→50g
このように変換することができます。
1日に摂って良い炭水化物はたった50gだけ、つまり「おにぎり
しっかりと体内の糖質を枯渇させることで、ケトンをメインにエネ
④ 決められた栄養摂取量を満たす食事をする
いきなり「何を何グラム」と言われてもイメージが付きにくいと思
最近では、食事の写真を撮って送信するだけでPFCバランスに基
食べて良いもの・ダメなものは?
一般的にケトジェニックダイエット期間に食べてOKとされている
・肉
・魚介類
・卵
・土の上で育つ野菜
・ナッツ
・脂肪と油
・一部の乳製品
このような食材とされています。
特に、糖質を極端に制限しながらも普段と同じカロリーを摂らない
最近、コンビニなどでよく目にする「ロカボ」というシリーズはあ
★カロリーカットの調味料は糖質制限中にはNGって知っていまし
実際に、野菜に分類されるものの中にも糖質が多く含まれているも
徹底的な糖質制限とPFCバランスを独学で管理することはとても
ケトジェニックダイエットを行う際の注意点は?
ケトジェニックダイエットは糖質制限の一種でもあるため、さまざ
ブドウ糖が作れないから脳が働かなくなる?
ケトジェニックダイエットでは、ケトン体がブドウ糖の代わりとし
また、肝臓や脳の一部は、どうしてもブドウ糖を必要としますが、
たんぱく質の分解により筋肉量が落ちる?
何も食べない状態が長く続くと、身体は筋肉のタンパク質を分解し
ただし、糖質の代わりにタンパク質や脂質をしっかりと摂取できれ
長期間のケトジェニックダイエットは毒にもなる
正しい方法でダイエットを行えていたとしても、その期間が長くな
・筋肉量低下
・代謝低下
・減量効果の減退
・リバウンド
このようなリスクが出てきます。
つまり、ケトジェニックダイエットは長期間続けていくタイプのも
まとめ
ケトジェニックダイエットは「厳しい糖質制限によって身体をケト
PFCバランスからカロリー・栄養素の摂取量を計算し、糖質を徹
糖質を過度に制限する分、他の脂質・タンパク質から代わりにカロ
長くても2〜3ヶ月で集中的に行うタイプの刺激的なダイエット方
ぜひ一度、ダイエット外来での診察・栄養指導が行えるクリニック