日中の倦怠感が気になる方へ睡眠時無呼吸症候群治療
食生活の見直しやCPAP療法で改善
医療でダイエットをサポートするメディカルダイエット「健美クリニック」大阪梅田駅近 | GLP-1
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食生活の見直しやCPAP療法で改善
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、寝ている間に何度も呼吸が止まってしまう病気です。
”Sleep Apnea Syndrome”の頭文字をとって、”SAS”や”サス”とも呼ばれています。
SASは、太っている男性に多いイメージがありますが、痩せた女性でも起こりえる病気です。
医学的な定義では、
10秒以上呼吸が止まったり(無呼吸)、弱くなったり(低呼吸)を1時間あたりに5回以上、繰り返される状態とされています。
無呼吸状態の間は身体が低酸素状態になりやすく、その状態が長期間続くことで、
など、身体に悪影響を与える原因となっています。
以下のチェックリストで、あなたにどれくらいOSAのリスクがあるかをチェックすることができます。
※OSA:閉塞性睡眠時無呼吸症候群のことでSASの一種
Yesが5個以上→OSAのリスクが高め
Yesが3~4個→中程度のリスク
Yesが2個以下→リスクは低め
Yesが3個以上ある人は一度医師の診察をおすすめします。
※このチェックリストはあくまでも目安のため、診察の代わりになるものではありません。眠気や不調の自覚がある場合は、医師による診察をおすすめします。
診察で睡眠時無呼吸症候群が疑われ、簡易検査が必要となった場合は、専用の装置を使って「寝ている間のいびきや呼吸の状態」に関する検査をします。
具体的には、AHIという数値を測ります。これは「1時間あたりの無呼吸と低呼吸の回数を合計した数」です。
ここでの無呼吸は「呼吸が10秒以上止まること」低呼吸は「呼吸の深さが半分以下になることが10秒以上続くこと」を言います。
検査の数値によって、簡易検査だけで診断ができない場合は精密検査が必要となります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が止まり、低酸素状態が続く病気です。
熟眠感がなくなることで、脳も身体も疲れてしまい、日中の眠気や集中力の低下・倦怠感といった症状につながります。
診断に必要な検査は、ご自宅で施行可能なものなので簡単に診断が可能です。
もし気になる症状があったり、ご家族にいびきを指摘されたことがある方は、いちど検査されることをおすすめします。
SASの治療の中で、最も有効性が高く安全かつ確実な方法がCPAP療法です。睡眠中に鼻マスクを装着し、鼻マスクから空気が一定圧で送り込まれ、睡眠中に緩んだ喉の筋肉によって喉が塞がってしまうのを防ぎます。
重症SASの場合は、CPAPの導入によって、虚血性心臓病や脳血管障害による死亡のリスクを、健常人と同程度まで軽減することができると報告されています。
SASの検査は、ご自宅で就寝される際に、時計型の検査機器を装着して寝ていただくだけで、簡単に行うことができます。
CPAP治療にかかる費用
中等症以上のSASの場合(1時間あたりの無呼吸/低呼吸指数が20回以上)は健康保険が適用されており、自己負担は3割負担で月に約5,000円弱程度です。ただし、健康保険でこの治療を受ける場合、毎月必ず通院し、受診する必要があります。