血中の尿酸値をコントロール高尿酸血症
痛風発作や尿管結石・心筋梗塞などのリスクを軽減するために
医療でダイエットをサポートするメディカルダイエット「健美クリニック」大阪梅田駅近
完全予約制
痛風発作や尿管結石・心筋梗塞などのリスクを軽減するために
高尿酸血症という病気は皆さんもそこまで聞いたことがないかもしれませんが、
高尿酸血症の合併症として生じる『痛風発作』なら
聞いたことがある方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
高尿酸血症は、血液中を流れている尿酸値が基準値よりも高い状態にあることで異常が生じてしまう病気です。尿酸は食べ物や飲み物に含まれているプリン体という物質が肝臓で分解される過程で産出されます。
たらこ、いくら、とり肉、青魚、レバー、ビールなどの飲食物にはプリン体が豊富に含まれていると言われています。
決して食べたり飲んだりしてはいけないという訳ではありません。食べ過ぎ、飲み過ぎには気を付けるようにしてください。
痛風発作とは
尿酸が足の指先などの末梢組織で冷えて溜まることで激痛が生じますが、これを痛風発作と言います。
痛風発作が発症すると、2~3日は痛みが続きますが、徐々に痛みが緩和されていきます。
足の痛みが治まったからと言って治療せずに放置していると、再び痛風発作が生じてしまいます。
そのため医師と改善策について相談し、血中の尿酸値をコントロールできるよう普段の生活習慣を見直していただければと思います。
高尿酸血症が発症する原因としては、普段の生活習慣が大きく関係しています。
血液中の尿酸値が上昇する理由としては下記の3つが考えられます。
高尿酸血症が発症している原因を明らかにし、発症原因に適した治療を受けていただくことが大切です。
特に自覚症状を感じていないからと決して自己判断せず、尿酸値が高いと指摘を受けた方はお早めにクリニックまでご相談してください。
尿酸値が 7.0 mg/dL より高くなってしまうと合併症が生じやすくなります。
尿酸値がただ高いだけでは自覚症状を感じることがありませんが、過剰に増えた尿酸が末端組織に運ばれてそこで冷えて結晶化してしまうと痛風発作が発症します。
この痛風発作は結晶が生じる場所によって異なります。
尿路で結晶が生じた場合は尿管結石や膀胱結石、腎臓で結晶が生じた場合は慢性腎不全を引き起こすことがあります。
また、高尿酸血症になると過剰に産出された尿酸が血管に酸化ストレスを与えてしまうことで血管にダメージが蓄積していき、結果として血管の血管の動脈硬化が発症します。そのため、尿酸値が高い状態が続くと心筋梗塞や脳梗塞など病気を発症するリスクが高まります。
高尿酸血症の治療では、主にお薬による薬物療法と生活習慣の改善を行っていく必要があります。
健美クリニックでは高尿酸血症の診察・治療に力をいれています。尿酸値が高い状態が慢性的に続いてしまうと痛風発作だけでなく、心筋梗塞や脳梗塞などの病気を引き起こす可能性があります。尿酸値が高いと指摘を受けた方はお早めにご相談していただければと思います。