日中に眠気を感じてしまう方へ
以下のような項目に該当される方はご相談ください
・しっかりと寝ても日中に強い眠気を感じる
・眠くて仕事や勉強に集中ができない
・仕事でよくミスをしてみます
・会議中の居眠りをしてしまう
上記のような項目に該当する場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。睡眠時無呼吸症候群では睡眠の質が低下することで日中での生活や、ご自身のお体に様々な異常を引き起こす場合があります。お気軽にご相談してください。
日中に眠気を感じてしまう方へ
つい夜更かしをしてしまい、翌日の仕事や勉強中に眠気を感じてしまうということは、誰もが一度は経験したことがあるかと思います。しかし、早く寝たのに・しっかりと睡眠時間を確保しているのに日中に強い眠気を感じてしまう状態が慢性的に続く場合は、注意が必要です。
最近では不眠症をはじめとする睡眠障害で悩まれている方も増加傾向にあります。睡眠に関する症状は人それぞれですが、日中に強い眠気を感じる場合に疑われる病気などについて説明をいたします。
日中に眠気を感じてしまう原因とは？
日中に強い眠気が生じてしまう原因として様々ありますが、病気が原因となって日中の眠気を感じている場合もあります。下記には日中に強い眠気を引き起こす病気について説明をいたします。
睡眠時無呼吸症候群
夜間の寝ている際に繰り返し無呼吸状態となることで、起床後に寝足りない感じがしたり、寝起きの頭痛・疲労感を感じたり、日中に強い眠気を感じるようになります。睡眠時無呼吸症候群が発症する原因としては肥満体型、のど回りの脂肪の沈着、舌が大きい、生まれつき顎が小さいなどが原因としてあげられます。睡眠時無呼吸症候群の治療せずに放置していると、高血圧や脳卒中、糖尿病、狭心症・心筋梗塞といった病気の発症リスクが高まります。
ナルコレプシー
ナルコレプシーとは、しっかりと睡眠時間を確保しているにもかかわらず、突然の強い眠気が1日に何度も感じるようになり、日常生活（仕事や学業）に影響を及ぼしてしまう過眠症の1つとなります。ナルコレプシーでは睡眠麻痺、金縛り、入眠時の幻覚などの症状も伴います。
特発性過眠症
特発性過眠症も、ナルコレプシーと同様で過眠症の1つです。突発性過眠症は日中に慢性的な眠気が続くという点で、ナルコレプシーと区別することができます。突発性過眠症の場合は倦怠感を強く感じてしまい、仕事・学習の効率は著しく低下してしまいます。
反復性過眠症
反復性過眠症も睡眠障害の1つであり、発症に関しては稀な病気と言えます。10代の男性に多く発症します。反復性過眠症では1日あたりの睡眠時間は16時間以上に及び、症状が発症している場合は通常通りの社会生活を送ることが困難になります。反復性過眠症ははっきりとした原因は未だに分かってなく、治療方法も確立はされていません。自然に改善されていくケースが多いですが、寛解に至るまでは長い年月がかかります。
うつ病
憂うつ、不安感、焦燥感、興味・関心の低下などの精神的な症状に加え、うつ病の場合は睡眠障害、食欲低下、全身の倦怠感、動悸、息苦しさなどの少女を伴うことがあります。うつ病は、職場・家庭・学校での環境などにより誰しもが発症しうる病気でもあります。
気になる症状がある場合は検査を受けてください
日中に強い眠気が感じることがありましたら、まず疑われるのが睡眠時無呼吸症候群となります。当院では、診察時に丁寧に症状などを確認させていただき、睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合はご自宅で簡易検査を受けていただきます。日中に強い眠気が感じる場合、眠くて仕事や学業になかなか集中できない方はお早めに当院にご相談ください。
問診や簡易検査を受けていただいた上で、睡眠時無呼吸症候群以外の病気が原因として疑われる場合は、その他の検査を案内したり、専門医療機関へ紹介させていただくことがあります。
日中の眠気でトラブルを起こす前に治療を
日中に眠気を慢性的に感じてしまうと、仕事でのミス、会議中の居眠り、集中力が続かない、そして居眠り運転による交通事故など、様々なトラブルが引き起こされる可能性が高くなります。
お問い合わせ
「夜更かしをしたから」といったように、眠気を感じる明らかな原因があれば、それほど心配はありません。しかし、日中に眠気を感じる、眠くて仕事や学業に集中できない、夜中にいびき・無呼吸を指摘された場合は、お早めにご相談してください。当院では睡眠時無呼吸症候群の診察にも力を入れています。
