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人生最後のダイエット

EMSの効果とハイフェムの効果の違いについて

家電量販店や深夜のCMなどで、シックスパッド®という商品を見かけたことがあるかもしれません。シックスパッドに代表される機器は、いわゆるEMS(Electrical Muscle Stimulation)機器と言われ、このシックスパッドが登場するずっと以前から、同様の商品が市場に出てきました。

そもそも、私たちの筋肉は、脳から伝達される電気刺激によって動かされています。
そして、その電気刺激で筋肉を収縮させること(負荷をかけること)によって、筋肥大を促します。(筋肥大のメカニズムについては、別のコラムでご紹介します)

 EMS機器とは、それに対して、脳から伝達される電気刺激ではなく、皮膚の表面から電気を流すことによって、脳から電気刺激が伝達されたのと同様の状態を作り出すという原理です。
 ところが、従来、このEMSには課題がありました。というのも、EMSの原理では、筋肉が一番強く収縮する周波数は、20ヘルツとされているのですが、20ヘルツという周波数には、ピリピリとした痛みが伴うという欠点があったのです。
シックスパッドは、痛みを伴わない”波形”の開発により、その欠点を克服し、最も効果的な20ヘルツの腹筋ベルトとして商品化されたものです。

 

このシックスパッドに代表されるEMS機器は、有名アスリートを広告に起用するなどして、知名度は高いものの、効果については、色々と議論される部分があるのも事実です。

EMS機器の原理とその問題点として、一つ、「筋肉に到達する深さ」が挙げられます。

シックスパッドなどのEMS機器の売りも、この深度に関わるものも多く見られますが、ほとんどの場合、「低周波治療器」との差についての説明に留まってまっています。

EMS機器は、「中周波」の電気信号を送るため、「低周波」と比較すれば、より深い深度の筋肉まで収縮させることは可能です。しかし、通常は脂肪層が多いほど、周波数が高くないと深部にまで電気信号が伝わりません。

ところが、無理に深い深度へ電気信号を到達させようとすると、負荷のかかる部分にムラができたり、最悪な場合は火傷などのリスクも出てきてしまいます。

その為に、実際は、あまり強い周波数は使えないことから、EMS機器は、そもそも原理的に限界があるため、頑張っても「軽い運動」程度の効果しか得られません。

 

 

一方で、当院で扱っているエムスカルプト®という痩身医療機器を取り扱っています。

よくシックスパッドに代表されるEMS機器と混同されがちなのですが、そもそも原理が全く異なります。

 

エムスカルプトは、原理的には、高密度焦点式電磁(HIFEM/ハイフェム)という技術を用いて、筋肉を非侵襲的に鍛えることができる「医療機器」です。従来の痩身医療機器では、脂肪を溶解させるなど、対象組織が「皮下脂肪」のみであったのに対し、このエムスカルプトは、筋肉と脂肪の両方に作用します。このエムスカルプトは、照射部位の筋肉に働きかけることで、その周囲の脂肪減少の果もあり、部分引き締めに効果があります。

 

エムスカルプトの原理となっている「HIFEM/ハイフェム」とは、体内に電気や熱を照射せず、体の表面から組織の深部まで強力な筋収縮を引き起こす技術で、ここがシックスパッドに代表されるEMS機器とは大きく異なる点であり、しかも大きな副作用もなく極めて安全に施術が行えます。1回30分の施術で、約2万回の筋収縮が得られます。結果は1回目の施術から改善し続けますが、ピークは4回目の治療から約1カ月後に期待できます。学術論文で発表された臨床データによると、平均で19%の脂肪減少と16%の筋肉増加が確認されました。また、1年後のフォローアップでは結果の持続性が実証されています。

 

エムスカルプト独自の技術である高密度焦点式電磁(ハイフェム)は、MRIに等しい約1.8テスラの強力な電磁を利用していますが、このハイフェムエネルギーの照射により、運動ニューロンが活性化することによって、筋肉組織における強力な収縮が誘発されます。エムスカルプトでは、超極大筋収縮と呼ばれる現象によって、一般の筋トレや随意運動では達成できない強度および頻度で繰り返される筋肉の運動が起こり、1回の収縮が終わる前に次の収縮が始まり、筋肉に負荷を与えていきます。

 

一般的に、筋トレでは、負荷と繰り返し回数を定期的に変えることが重要ですが、エムスカルプトもプロが行うトレーニングと同じように、刺激のパターンを切り替えながら筋肉の強化を目指しています。そのため、各部位に特化した治療プロトコルでは、目標部位ごとに最適な効果が得られる照射パターンがプログラミングされています。エムスカルプト治療中の照射パターンは大きく3種類に分類されます。

各治療プロトコルでは3つのフェーズがあり、各フェーズによって刺激パターンおよび筋肉反応が変わります。治療中、フェーズは自動的に切り替わり、1回の施術で、全フェーズが数回繰り返されながら、筋肉と皮下脂肪に刺激を与えていきます。

 

筋肉に対しては、照射されているエネルギーは1回の治療につき約2万回の筋収縮を誘発し、通常の自発的な筋肉トレーニングでは到達できない、超極大筋収縮が発生します。ハイフェムはアプリケーターから皮下7㎝までの筋肉群を幅広く効率的に鍛えられ、超極大筋収縮のような極度の状態に対して、筋組織は強制的に適応しようと激しい運動の感覚を引き起こします。その結果、筋肉では内部構造の深部を再構築する筋原線維の成長(筋肥大)と、新しい筋線維の生成(筋過形成)プロセスが開始され、筋肉の密度および体積が増加します。

 

ハイフェムにより誘発された超極大筋収縮は、脂肪細胞の代謝反応を活性化させ、脂肪分解を誘発します。また、強力な筋収縮の結果、筋肉のエネルギー需要が急速に上昇します。この需要に反応した脂肪細胞では、トリアシルグリセロールが分解され、血液中に遊離脂肪酸(FFA)を放出し始めます。通常、遊離脂肪酸はエネルギー源として消費されますが、超極大筋収縮による急速なエネルギー需要の上昇の結果、FFAが細胞内に過剰に蓄積することで、脂肪細胞の機能障害が起こります。こういった正常に機能していない脂肪細胞は、プログラム細胞死(アポトーシス)を引き起こし、分解されていきます。なお、脂肪細胞は分解後、数週間にわたって体外へ安全に排出されていきます。

 

 

 主な副作用とリスクについては、神経筋刺激による脂肪の減少と、血流の増加による肥満の治療を目的としています。
非侵襲的な施術のため、皮膚や内臓、その他の組織に負担を与えることはないとされており、副作用は基本的にはありませんが、人によっては治療の数日後に軽い筋肉痛を感じることがあります。なお、妊娠中の方、ペースメーカー挿入後の方、電気系インプラントを挿入されている方等は治療を受けられません。

法定記載事項も追記しておきます。
1. 1 )未承認医薬品等であることの明示
本治療は厚生労働省承認の磁器刺激装置になりますが、医療保険制度はお使いいただけず自費診療となります。
2. 2 )入手経路等の明示
当クリニックのエムスカルプトはBTL社より購入いたしました。
個人輸入に関する注意点は「個人輸入において注意すべき医薬品等について」もご覧ください。
3. 3 )国内の承認医薬品等の有無
本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医療機器・医薬品はありません。
4. 4 )諸外国における安全性等に係る情報の開示
有効性と安全性は、最も信頼できる科学的手法(MRI、CT、US、および組織学)による13の臨床研究でテストされています。
諸外国において使用数は数百台におよび、特に重篤な副作用の報告はありません。

平山医師

医師

Hirayama Takashi

いつでも安心して、専門医に相談できるクリニックで、健康的なダイエットをサポートします。